閉校動画の活用例
閉校動画を製作しYouTubeにアップすることで、我が町の教育遺産をデジタルアーカイブスとして後世に残すだけでなく動画そのものに活用方法が無数にあります。
以下の画像は現在活用されている1例です。(※画像クリックで詳細に移動します)。
閉校記録動画の活用12例
閉校記録動画は、単に閉校した学校の記録に留まらず、卒業生や関係者、地域の方々はもちろん、多くの人々にとっても大切な心の資産となり、さらに新しい価値を創造してくれます。
これらの動画は、卒業生や学校関係者及び地域の方々が過去を振り返る手段であり、次の世代にその歴史を伝えるための貴重なメディアとなります。
1、統合学校のホームページでの活用
現在の多くの学校は、過去に他の学校と統合されたものです。
これらの学校はそれぞれ独自のホームページを持っており、その中に「アーカイブ」セクションを設けることができます。
このセクションでは、統合されて廃校となった学校の記録動画を埋め込むか、YouTubeにアップロードされた動画へのリンクを掲載して、学校の貴重な資料として紹介することが可能です。
これにより、統合された学校区から通学している生徒や、その地域から巣立った卒業生、保護者に対して、歴史的な記録を提供することができます。
2、学校の創立記念事業や文化祭での活用
閉校記録動画は、学校の創立記念事業や文化祭などのイベントで大いに活用できます。
例えば、イベント時にモニターで閉校の記録動画を再生したり、QRコードを掲示して閉校した学校の動画を紹介するコーナーを設け、来場者が自分のスマートフォンで動画を視聴したりすることが可能です。
教育プログラムへの組み込み:地域の学校や教育機関が、現在の生徒たちに地域の歴史を教える一環として、閉校記録動画を教材として使用します。
3、その他のイベントでのモニター上映
閉校記録動画は、学校の記念事業や保護者が集まる様々なイベントでモニターを通じて上映することができます。
また、他方ではQRコードを掲示しておくことで、来場者は自分のスマートフォンを使ってYouTubeにアップしてある動画を手軽に視聴することも可能です。
4、PTAや保護者会などの研究会での活用
閉校した学校の校区から集まる生徒と保護者にとって、統合前のそれぞれの校区の歴史を共有することは非常に有益です。
PTA総会などの場でわずか3分程度の閉校記録動画を再生することで、保護者間の相互理解を深め、円滑なPTA活動やコミュニティの絆を強化する手段となります。
5、閉校記念碑に付加価値を付ける
閉校記念碑にQRコード銘板を取り付けることで、訪れる人々に対して、ただの記念碑以上の価値を提供します。
この銘板は、閉校記念碑や閉校入り口などに取り付けられ、動画へのアクセスを可能にします。
立ち入り禁止区域となっている学校跡地でも、正門付近に独立型のQRコード銘板を設置し、訪れた卒業生などがスマートフォンでQRコードを読み取り、閉校記録動画を視聴できるようにします。
これにより、懐かしい校歌や当時の写真などの映像を通じて、その場所や過去の出来事に思いを馳せることができます。
【QRコード銘板について】
QRコード銘板は、郵便はがきサイズで、目立たない耐候性のある白色銘板に、レーザー加工で黒色に刻印されたQRコードがあります。
動画制作に際してQRコード銘板が1枚セットになっており、追加で必要な場合はオプションとして注文が可能です。
尚、設置する際は閉校記念碑や閉校跡地を管理する地区コミュニティ協議会や、行政機関の承諾が必要となります。
6、同窓会・クラス会での活用
同窓会やクラス会などのイベントでは、幹事の方々が事前準備や当日の進行に多大な労力を注ぎます。
しかし、閉校記録動画を活用することで、その負担を軽減できます。
例えば、同窓会やクラス会が始まる前に、プロジェクターを使ってYouTubeにアップロードされた記録動画を再生し、参加者の会話や交流を促進できます。更に、幹事の方は、校歌CDなどの音源を用意する必要がなく、スマートフォンからYouTubeで校歌を再生し、参加者全員で合唱することが容易になります。
7、帰省時の同級生との飲食で
帰省した際には、幼馴染や同級生を招いて飲み会を開くことがあります。
そんな時、昔話で盛り上がりたいと思ったら、スマートフォンで「学校名+動画」と検索するだけで、YouTubeにアップロードされた記録動画をいつでも、どこでも、誰でも簡単に視聴することができます。
これにより、当時の学校の様子や懐かしい同級生の顔を見ながら、楽しい思い出に浸ることができるでしょう。
8、地域の文化祭やイベントでの活用
地域の祭りや市民集会などの会場で閉校記録動画を上映することで、共通の記憶を蘇らせることができます。
地域のホームページに閉校記録動画を掲載し、地域の歴史や文化の紹介と共にオンラインアーカイブとして保存します。
地区の広報誌や出版物にQRコードを掲載し、閉校記録動画へのアクセスを提供します。加えて、地域関連のウェブサイトにアーカイブコーナーを設け、閉校記録動画を永続的に保存し、いつでもアクセス可能にします。
9、同級生との会話の中で
再会した同級生や部活仲間との会話の中で、学校の話題になった時にスマホを取り出しその場で、母校の記録動画を見ることができて当時にタイムスリップしたかの感覚になり話題が尽きません。
10、地域の文化祭やイベントで
学校がなくなった後も、地域住民の結びつきは変わらず強いままです。
文化祭や記念行事などの地域イベントでは、かつての学校の記録動画をモニターで上映し、共有の記憶として楽しんでもらうことができます。
また、印刷したQRコードを掲示し、来場者が自分のスマートフォンで読み取って動画にアクセスすることも可能です。
さらに、地元の図書館や資料館では、閉校記録動画を教材として活用し、当時の学校の歴史や文化を学ぶ機会を提供することができます。
地域の歴史ウォークを開催し閉校した学校の周辺を歩くツアーでスマートフォンやタブレットを使って、各地点で閉校記録動画の一部を視聴する。
11、ふるさと納税の返礼品として閉校記録動画のDVD
ふるさと納税の返礼品として、閉校記録動画が収められたDVDやUSBの配布を行います。
また、ふるさと納税者が閉校した学校の校区内での有効活用を希望する場合は、使途を指定して寄付を行うこともできます。
この方法により、ふるさと納税者に閉校記録動画のDVDを返礼品として提供することが可能です。
12、学校や地域の限定品としてのDVD販売
YouTubeにアップロードされていない、全員の卒業集合写真を含むコピー防止機能付きのDVDを、学校や地域の限定商品として販売します。
このDVDは、卒業生や地域住民にとって特別な記念品となり、貴重な思い出を形として残す手段を提供します。